格闘技フィットネスは、ボクシングやキックボクシング、空手、柔術などの要素を取り入れたトレーニング方法で、筋力や心肺機能の向上に効果的です。
運動強度はトレーニングの効果に大きく影響するため、目的や体力に応じて調整することが大切です。今回は、格闘技フィットネスでの運動強度と運動強度の変え方とタイミングについて詳しく紹介します。
運動強度は、運動中の体の負荷のレベルを表し、一般的に以下の3つのレベルに分けられます。
【低強度】
・ ウォーキング、軽いストレッチ、ヨガなど。
・ 心拍数は比較的低く、話しながらでも行える運動。
・ 基礎体力の向上やリラクゼーションが目的。
【中強度】
・ ジョギング、軽いダンス、サイクリングなど。
・ 適度な心拍数上昇があり、軽く息が上がる程度。
・ 心肺機能の向上や、脂肪燃焼に効果的。
【高強度】
・ ハイインターバル・トレーニング(HIIT)、ランニング、ウェイトリフティングなど。
・ 心拍数がかなり上がり、短時間で大きなエネルギーを消費。
・ 筋力強化や持久力の向上、代謝の加速に効果的。
格闘技フィットネスは、主に中強度から高強度の運動に分類され、効果的に筋力と心肺機能を向上させることができます。
1. 【中強度】
・ 技術の基本練習やフォームの確認など、動きがゆっくりで、心拍数の上昇が抑えられるもの。
・ パンチやキックの練習、シャドウボクシング、体幹トレーニングなど。
・ 初心者向けのクラスや、格闘技に慣れていない方でも楽しめるレベル。
・ 脂肪燃焼や心肺機能の改善が期待できます。
2. 【高強度】
・ ミット打ちやサーキットトレーニング、HIITを取り入れた格闘技系のエクササイズ。
・ 高速で連続的にパンチやキックを繰り出す、スパーリング、ジャンプやスクワットなどの全身を使う動きが含まれる。
・ 心拍数が大幅に上昇し、体力や持久力の向上、代謝の加速が期待できるため、体力に自信がある人やトレーニングを重視する人におすすめです。
1. 【最初の1〜2ヶ月:低〜中強度】
格闘技フィットネスを始めたばかりの方には、中強度をおすすめします。
この段階では、フォームや技術の基礎を学びながら、体力を徐々に向上させることが目的です。
パンチやキックの基礎動作、シャドウボクシング、体幹トレーニングなどを取り入れ、週に2〜3回、30分から1時間程度のトレーニングを行いましょう。
2. 【3ヶ月目以降:中強度の継続または高強度への移行】
基礎動作に慣れてきたら、少しずつトレーニングの強度を上げる準備が整います。
この時期には、ミット打ちやサーキットトレーニングを加え、心拍数を上げる運動に挑戦します。
高強度のエクササイズを取り入れながらも、中強度と高強度を組み合わせることで、効果的に脂肪を燃焼させ、持久力と体力を向上させましょう。
週3〜4回程度、45分から1時間半のトレーニングが目安です。
3.【 5〜6ヶ月目以降:目的に応じた強度調整】
この頃には、自分の体力と技術が向上していることが実感できるでしょう。
さらに強度を上げて体力をつけたい場合は、HIIT(高強度インターバルトレーニング)を取り入れるのがおすすめです。
スパーリングなど、より実戦に近い練習を増やし、瞬発力と反応速度を鍛えます。
また、特定の技術を磨きたい場合は、中強度でフォームを徹底的に確認し、細かな動きの改善を図りましょう。
頻度は週4〜5回、トレーニング時間は1時間から2時間程度が適切です。
・【 体調の変化に注目する】:強度を上げた結果、疲労感が強くなったり、筋肉痛が続いたりする場合は、適切に休息をとり、強度を下げることも重要です。
・【 少しずつ強度を上げる】:トレーニングの強度を大幅に上げるのではなく、徐々に上げていくことで、怪我のリスクを軽減し、安全に体力を向上させることができます。
・【 プロの指導を受ける】:格闘技フィットネスは、正しいフォームで行わないと怪我につながる可能性があるため、インストラクターやトレーナーの指導を受けると効果的です。
格闘技フィットネスでは、自分の体力や目的に合わせて運動強度を調整しながら、継続的に取り組むことが鍵です。強度を上手く調整することで、より効果的に体を鍛え、楽しくトレーニングを続けることができます。自分に合ったペースで無理なく続け、体の変化を楽しんでいきましょう。
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