
子どもの運動能力を伸ばすために、特別な技術を早くから覚える必要があるのでしょうか。
私たちがキッズクラスで大切にしているのは、競技の技術よりも先に、その土台となる「自分の身体を思い通りに動かす力」を育てることです。
走る、跳ぶ、止まる、方向を変える。
一見すると単純な動きですが、実はこれらの能力が、将来どんなスポーツを選んだとしても大きな武器になります。
今回は、子ども達にも大人気の「水平跳躍トレーニング」を中心に、キッズクラスで大切にしている考え方、そして毎週水曜日20時から行っている15分間の「健康体操クラス」についてご紹介します。

子ども達がスポーツを始めると、どうしても
「ボールを上手に蹴る」
「速い球を投げる」
「技を覚える」
といった競技特有の技術に目が向きがちです。
もちろん技術も大切です。
しかし、その技術を支えているのが基礎的な運動能力です。
例えばサッカーなら、ボールを扱う技術だけではなく、相手より一歩早く加速する力、急に止まる力、方向を変えて再び動き出す力が必要です。
野球でも同じです。打った瞬間に一気に走り出す、守備でボールに反応する、捕球して次の動作へ移る。
バスケットボールやバレーボール、陸上競技、跳び箱などでも、
「加速する」
「止まる」
「切り替える」
「跳ぶ」
という能力が重要になります。
つまり、競技が違っても身体の使い方には共通する部分がたくさんあります。
そこでROADSTAR GYMのキッズクラスでは、格闘技の技術だけを教えるのではなく、子どもの時期に身につけておきたい基礎的な運動能力を育てるトレーニングを取り入れています。
その一つが「水平跳躍」です。
上へ高く跳ぶだけではなく、身体全体を使って「前へ進む」。
この感覚を子どものうちから身につけておくことが、未来のさまざまなスポーツにつながっていきます。

水平跳躍トレーニングでは、半円型のバランスボールを使います。
不安定な足場に乗り、そこから前方へ力強くジャンプします。
子ども達からすると、難しいトレーニングをしているというより、ちょっとしたアトラクションや遊びに近い感覚です。
だからこそ人気があります。
しかし、実際にはこのシンプルな動きの中に、運動能力を高めるための要素がたくさん入っています。
不安定な場所から前へ跳ぶためには、まず自分の身体を安定させなければなりません。
そして足の裏で足場をとらえ、しっかり押す。
さらに脚だけではなく、腕を振り、上半身と下半身を連動させながら前方へ身体を運んでいきます。
「地面を押す」
この感覚は、スポーツにおいて非常に重要です。
走るときも、ジャンプするときも、方向転換するときも、実際には地面から力をもらって身体を動かしています。
だから私たちは、単純に「遠くまで跳べればOK」とは考えていません。
どのように足場をとらえたのか。
どのタイミングで力を出したのか。
腕と脚を連動させられたのか。
着地したときに身体をコントロールできたのか。
水平跳躍は、「跳ぶ」という一つの動作の中で、たくさんの身体の使い方を経験できるトレーニングなのです。

キッズクラスで大切にしているのは、運動能力だけではありません。
私たちがそれ以上に大切だと考えているものがあります。
それが、
「できた!」という成功体験です。
最初から上手にできる子ばかりではありません。
ジャンプするのが怖い子もいます。
バランスを崩してしまう子もいます。
思っていたより前へ跳べず、悔しそうな表情をする子もいます。
でも、それでいいと思っています。
最初は少ししか跳べなかった子が、何度か挑戦しているうちに遠くまで跳べるようになる。
昨日できなかった動きができるようになる。
そして周りの子やコーチから「できたね」と認めてもらう。
この小さな成功体験の積み重ねが、
「もう一回やりたい」
という気持ちにつながります。
子どもの運動で大切なのは、最初から完璧なフォームを作ることだけではありません。
自分で見て、考えて、試して、失敗して、もう一度挑戦する。
その中で身体の使い方を覚えていくことも重要です。
「自分にもできる」
その感覚を持った子どもは、新しい運動にも挑戦しやすくなります。
だからROADSTAR GYMのキッズクラスでは、誰かと比較して「できる・できない」を決めるのではなく、その子自身の成長を大切にしています。
スポーツの基礎となる身体の動きと、一歩踏み出す自信。
その両方を育てていきたいと考えています。

ROADSTAR GYMではキッズクラスだけでなく、
毎週水曜日20時から15分間、「健康体操クラス」を行っています。
「たった15分で意味があるの?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、運動は長時間やればいいというものではありません。
大切なのは、自分の身体を意識して動かす時間を生活の中に作ることです。
健康体操クラスでは、激しく追い込むことを目的にするのではなく、身体を動かしながら、
「自分はどこが動きにくいのか」
「左右で違いはないか」
「この動きをすると身体が楽になる」
といったことを感じてもらう時間にしています。
これは、実はキッズクラスで行っている水平跳躍とも考え方は共通しています。
子ども達は水平跳躍を通じて、
「どうやったらもっと前へ跳べるんだろう?」
と自分の身体について考えます。
大人も健康体操を通じて、
「最近ここが硬くなっているな」
「思っていたより身体が動かないな」
と自分の身体に気づくことができます。
子どもでも大人でも、自分の身体を知ることは運動の第一歩です。
そして、いきなり1時間のトレーニングを始める必要もありません。
まずは15分。
身体を動かす習慣を作る。
ROADSTAR GYMを「格闘技をする場所」だけではなく、子どもから大人まで、自分の身体と向き合える場所にしていきたいと考えています。

子どもにスポーツを習わせるとき、
「この子には何のスポーツが向いているんだろう?」
と考える保護者の方も多いと思います。
でも、小さいうちから一つの競技に決める必要はないと思っています。
まずは身体を動かしてみる。
さまざまな運動経験が、将来どんな競技を選んだとしても役に立つ土台になります。
水平跳躍で身につけた「前へ進む力」が、数年後にはサッカーのダッシュにつながるかもしれません。
バスケットボールのドライブや切り返しにつながるかもしれません。
陸上競技のスタートにつながるかもしれません。
あるいは格闘技で相手との距離を一気に詰める動きにつながるかもしれません。
今やっている一つひとつの運動が、未来のプレーにつながっていきます。
だからこそ私たちは、「今どれだけ上手か」だけを見ません。
未来につながる土台を、一歩ずつ育てる。
そして何より、
「運動って楽しい」
と思ってもらう。
それがキッズクラスで大切にしていることです。
ROADSTAR GYMのは、週に1回から通えます。
「まずは一度参加してみたい」
「うちの子に合っているか見てみたい」
「運動が苦手だけど大丈夫かな」
そんな方にも、気軽に参加していただきたいと思っています。