
2026年7月26日、東京・ニューピアホールで開催された「PANCRASE BLOOD.11」。
ROADSTAR GYMから手塚晴希が出場し、ついにプロMMAファイターとしての第一歩を踏み出しました。
しかも、プロデビュー戦の相手はいきなりPANCRASEミドル級ランキング4位、2026年ネオブラッド・トーナメント同級優勝の岡村寿紀選手。
決して簡単なデビュー戦ではありません。
大きな緊張。
プロという舞台。
格上ともいえる実績を持つ対戦相手。
そんな状況の中、手塚は5分3ラウンドを最後まで戦い抜き、判定3-0でプロデビュー戦を勝利しました。
内容については、まだまだこれから。
それでも、ROADSTAR GYMにとって忘れることのできない一日となりました。

手塚は突然プロになったわけではありません。
ROADSTAR GYMで日々練習を続けながら、アマチュア大会に出場し、一戦一戦経験を積み重ねてきました。
勝つこともあれば、思い通りにいかない試合もある。
練習でできていたことが試合ではできない。
逆に、試合を経験したからこそ見えてくる課題もあります。
そうした経験を一つずつ積み重ねた先に辿り着いたのが、今回のプロデビューでした。
PANCRASE公式からも手塚は「アマチュアの舞台で着実に実績を積み上げ、満を持してプロデビューを迎える注目株」と紹介されています。
舞台はニューピアホール。
国内ではU-NEXT、海外ではUFC FIGHT PASSでも配信されるPANCRASEのプロ興行です。
いつものアマチュア大会とは違う空気。
そして「今日からプロ格闘家として見られる」という重圧。
手塚晴希の新しい挑戦が始まりました。

今回の対戦相手は、リバーサルジム川口リディプス所属の岡村寿紀選手。
大会時点でPANCRASEミドル級4位、2026年ネオブラッド・トーナメント同級優勝。
さらにPANCRASE公式によれば、柔道をベースにした豪快な投げと思い切りの良い打撃を武器に、2試合連続でパウンドによるTKO勝利を挙げていました。
プロデビュー戦としては、かなり厳しいマッチメイクです。
「まずはプロの試合を経験しよう」
そんな相手ではありません。
すでにプロのランキング戦線にいる選手との勝負です。
それでも手塚は、このカードを受けました。
メインカード第4試合、ミドル級5分3ラウンド。
ROADSTAR GYM・手塚晴希の名前が、PANCRASEのケージでコールされました。

試合当日の手塚には、やはり緊張がありました。
これまで何度も試合を経験してきましたが、「プロデビュー戦」は一度しかありません。
いつもの練習通りに動けばいい。
いつもやっていることを出せばいい。
言葉にするのは簡単ですが、それをプロのケージの中で実行することは簡単ではありません。
実際、今回の試合内容を振り返れば、まだまだこれからだと思います。
もっとできたこともある。
修正しなければならない部分もある。
これからプロとして勝ち続けていくのであれば、技術も、判断も、試合運びも、さらに高いレベルが求められます。
ただ、今回の手塚には大きな経験が残りました。
それは、緊張した状態でも5分3ラウンド、合計15分間を最後まで戦い抜いたこと。
そして、その15分間の先に待っていたのが、
判定3-0。
手塚晴希、プロデビュー戦勝利。
内容が100点ではなくても勝つ。
最後まで戦う。
そしてプロとして「1勝」を残す。
これもまた、選手として非常に大切な力だと思います。

今回の試合で、ROADSTAR GYMとして嬉しかったことがもう一つあります。
会場には、手塚を応援するために多くの方が駆けつけてくれました。
試合が始まれば、ケージの中にいるのは手塚一人です。
苦しくても代わってあげることはできない。
疲れても助けることはできない。
それが格闘技です。
だからこそ、ケージの外から聞こえてくる声には力があります。
「手塚!」
「いけ!」
そんな声がニューピアホールに響く。
プロデビュー戦という独特の緊張感の中で、最後まで動き続けるための大きな後押しになったと思います。
そして3ラウンド終了。
勝敗はジャッジへ。
結果は――
判定3-0、手塚晴希。
プロとして初めて上がったケージで、最後まで戦い抜き、ROADSTAR GYMにプロ初勝利を持ち帰ってくれました。
応援に来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。
選手が戦う15分間は、その選手一人だけで作られているものではありません。
日々一緒に練習してくれる仲間、セコンド、家族、友人、そして応援してくださる皆様。
今回の勝利は、そんなたくさんの人たちに支えられた「プロ1勝目」だったと思います。

結果だけを見れば、最高のプロデビューだったと思います。
でも、だからこそ言いたい。
手塚はまだまだこれからです。
今回の試合で「プロで勝てた」という自信を得た一方で、「プロで勝ち続けるために何が必要なのか」も見えたはずです。
プロデビュー戦で完成している選手なんていません。
今回の15分間を振り返り、できなかったことを練習する。
できたことは、さらに磨く。
そして次の試合では、今回より強い手塚晴希を見せる。
その積み重ねです。
今回の試合がゴールではありません。
プロ格闘家・手塚晴希の「1戦目」です。
ここから何戦、何十戦とキャリアを重ねた時、この日の15分間がどんな意味を持つのか。
それは、これからの手塚自身が証明していくことになります。
まずはプロデビュー、そしてプロ初勝利。
手塚、本当におめでとう。
そして会場で大きな声援を送っていただいた皆様、日頃からROADSTAR GYM、手塚晴希を応援してくださっている皆様、本当にありがとうございました。
ROADSTAR GYMはこれからも、プロ格闘家・手塚晴希の挑戦を全力でサポートしていきます。
ここからです。